---------------Monthly Kleingarten Nougakujuku News---------------

=======2003.2.1 2月号=========

 

 

CONTENTS
■畑の露地裏
■野菜自慢
■野のグルメ
■窯元紹介
■読者のコーナー
■農楽“通信講座”
■利用者(ガルテナ―)へのお知らせ
■イベント情報

 

■畑の露地裏
畑の露地裏 B

 テレビをつけると“引越し”や“お雛様”さらに“ランドセル”のコマーシャル。もうすぐ春です。季節を感じる手立てはいろいろですが、近頃はこれが一番よく伝わる気がします。趣がなくて申し訳ない。ただ本来なら、それぞれの地域にその季節を知らせる生物暦や言い伝えがあります。そんなことを調べる事も地域を知る上では楽しいことでしょう。

 さて、2月の農作業。春だ春だとさわいでもまだまだ寒い。露地栽培では、来月まで仕事はありません。そこで、少しばかり農作業を体系的にまとめてみましょう。

私は畑の仕事の1年間を、大きく次のように分類します。

@、施肥、耕運
A、中間管理
B、収穫
C、後片付け
D、草取り
E、苗つくり

栽培内容によっては重複する事柄があります。
この作業は、ローテーションですからどこから説明してもいいわけですが、便宜的に季節にあわせて@からはじめましょう。

まず、
@: 肥料のこと。その中身については後に譲ります。ここではとにかく肥料を畑に入れたとします。それを土になじませるため道具を使って撹拌します。
A: 中間管理とは。蒔いたり植えたりした野菜を、間引いたり覆いを掛けたり外したり、支柱を立てたりヒモで縛ったり、土を寄せたりという作業。
B: 収穫そのもの。ただし、キャベツのように一度取ったら終わりになるものと、果菜(ナスやキュウリのように実をつけるもの)のように生長させながら収穫を続けるものとあります。この間に、摘果や受粉の手助けをする場合があります。また秋のサトイモのように、掘り取って終わりとせず長期間保存するために穴に収納する場合などは、作業を一日で終了させるために準備や段取りを考えておきます。何のことかというと、季節は初冬、掘った芋をその日のうちに保管しないと霜に当ててだめにしてしまいます。
C: これらはABの裏返し。さらに大きく生長した植物残も処分する。そのための場所や方法を考えておきます。植物残は一度に出るので、畑が小さい場合は特に工夫が必要です。
D: ここ笠間市では4月から10月くらいまで、土のあるところには草が生えます。掃除をしていない我トラックでは、荷台からも生えています。春から夏の草と秋から冬の草に分けて対策を考えます。
E: 多くの家庭菜園愛好者には関係ありません。苗つくりのことです。業界では、「苗半作」。作物によっては「苗7分作」といいますから、キュウリの苗を買ってきて畑にポンと植えたら1 本取れたというのは、あまり関心できる仕事とはいえませんネ。笠間クラインガルテンの利用者で興味をお持ちの方には、積極的にこの苗つくりを教えるのですが、“これは上手だ“いう方はまだいらっしゃらない。ホッと胸をなでおろしています。何故って、そんな名人がいたしたら、私の立場がないからです。

 この流れ中@とAの間に播種(はしゅ;種蒔きのこと)や定植(苗を植えること)が入ります。では、この話を聞いてすぐに畑仕事にとりかかれるかというと、これがそう簡単ではありません。これはあくまで大まかな流れだけです。その土地や季節、栽培するものの組み合せや前作物などなど、検討事項はたくさんあります。講習会では、一通りこの話を終え、「わかりましたか?」と尋ねると、「ハイ。」とうなずかれる方がいらっしゃいますが、1時間やそこらでコツがわかったら、名人はいなくなります。
 ここから先は各論になります。つねに大まかな一年の流れを頭に入れてください。「何故それを行うのか。」「どちらが優先か。」といったことを天秤にかけるためです。

 特別に、この2月に作業を行います。環境にやさしい農業を行う上で、あまり過剰な資材の利用を避けていますが、前述の苗つくりやトマトの雨よけ栽培用に簡易のビニールハウスを持つ方がいます。その中で一年間基本を行われた方には、一つご褒美を出します。トマトの苗を定植する5月中旬までの間に収穫する早生の大根栽培を行います。これは植物の特性を理解する上で、また季節や作業の段取りを考える上で、格好の教材となります。このお話、機会を改めて。


[斎藤典保]

 

野菜自慢(訪問先 牧野晃満さん)

 

 

 うちのビニールハウスにはニンジンやレタスもあるけど、今いちばんうまいのはホウレンソウかな。正月に帰ってきた娘がおひたしを食べて「お父さん、これ、昔のホウレンソウの味だ!」って喜んどったね(笑)。地面にベタッと広がってて、スーパーで売ってる背の高いホウレンソウとは姿からして違うんだ。昔ながらの味というか、このホウレンソウは、やっぱり甘いんだよ。ハウスの中だとよく育つし、葉が傷まないからいいね。大きくなった株からどんどん抜いて、今年の冬はもうずいぶん食べたなあ(笑)。





[1月13日訪問/有野真由美]


 

■野のグルメ

 

 

コンセプトは「菜園で採れた季節の野菜で、簡単料理」を基本に月ごとにメニューを提案していきます。
レシピはシンプルなので、料理を作る方の工夫次第で色々なアレンジが可能です。

●焼きネギの和風マリネ

材 料 ねぎ 2〜3本
     赤・黄ピーマン 各1/2

調味料 和風マリネ液
だし汁  カップ1と1/2
酒      カップ4/1
薄口醤油 大さじ 2
アンチョビ みじん切り少々
オリーブオイル 1/3カップ
大さじ1と1/2
塩・胡椒 各少量

作り方 1) ネギは3cmに切ってフライパンを熱し、塩・胡椒をふって焦げ目をつける
2) 赤・黄ピーマンは湯通しして細切りにする
3) 1)・2)を熱いうちにマリネ液に漬け。冷まして4〜5時間おく

アレンジ トッピングにタイム、貝割れ大根などグリーンの野菜を飾ると美しい


[駒井延行]


・・・あとは試食。さあいただきまあーす・・・

 長ネギのマリネ。一瞬、オイルと出し汁のミックスが、味噌汁のように見えたので、いつもの出し物より、むしろ安心したのですが、口にしたらさあ大変。ネギだけど、Japanではない。オリーブオイルと出し汁。焼いたネギの締った食感。それでいて火も味もしっかり通っている。酒の種類がいろいろ出ましたが、私はワイン(よく味はわかりませんが)だと思う。・・・斎藤 

 ネギが主役の料理って、私は「ぬた」くらいしか知りませんでした。表面はうっすらとした焦げ目があるだけなのに、中までちゃんと火がとおっている。歯ごたえもしっかり残っているから、食べたときにボリューム感がありますね。オリーブオイルと和風だしをあわせる発想が斬新! パプリカとのコントラストで、ネギの白さが生きています。・・・有野

 霜にあたったネギほどうまいものはありませんね。
そのネギの素材を大事にしたこの料理は絶品です。
ビネガーの強い酸味を消しネギの甘味を引き立てています。
日本酒・ワインにあいますね。・・・富田

 始めて“野のグルメ”に参加し、長ねぎの料理を食させていただき、シンプルな素材の中にも奥深いソースの組み合わせは正にイタリア風薬膳料理の感があり美味しくいただきました。盛り付けも俵を積むがごとく長ねぎを重ね味も良く馴染んで絶品に値します。・・・石井






窯元紹介
準備中

読者のコーナー
準備中

農楽“通信講座”
準備中

■利用者(ガルテナ―)へのお知らせ
麦ふみ体験
 2日(日)、8日(土)、16日(日)、23日(日)


[笠間クラインガルテン]


■イベント情報
今月は特に予定がありません


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■発行人:斎藤典保 、石井敬造■編集長:斎藤典保
■編集:有野真由美、駒井延行、富田正義
■通信員:
■発行:笠間クラインガルテン栽培クラブ
■協力:笠間市農政課

●記事に関するお問い合わせ: nougakujuku@michi-m.co.jp
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