---------------Monthly Kleingarten Nougakujuku News---------------

=======2003.1.1 1月号=========

 

 

CONTENTS
■畑の露地裏
■野菜自慢
■野のグルメ
■窯元紹介
■読者のコーナー
■農楽“通信講座”
■利用者(ガルテナ―)へのお知らせ
■イベント情報

 

■畑の露地裏
畑の露地裏A

 新年を迎えました。早いもので、3年目の計画をあれこれ考えています。

 この2年間に、笠間クラインガルテンのあり方や将来について各方面の方々と話をする機会がありました。年頭に当たり、私なりの考えを少し述べさせていただきます。

 まず、クラインガルテンを語るとき、よくこんな言葉を耳にします。それは「ヨーロッパ型」、「日本型」という分け方。分け方の根拠は、おもに土地管理が“ガーデニング”なのか“野菜つくり”なのかということのようです。しかし、あまり明確に線引きできるものではありません。

 そこで、私の考えるクラインガルテンの目的を述べます。やはりそれは市民農園にあると思います。現在のご利用いただいている方の多くは、一都六県からお見えになります。野菜を栽培する場合、どうしてもコマメな管理が要求されます。タネや苗を植えて放置しておいては収穫できません。栽培に限らず何事も途中のプロセスが大事であります。結果は後から付いてくるものです。その通園距離であれば野菜つくり(管理)は十分可能であります。それが2年間多くの利用者(初心者)に栽培指導を行った私の結論です。

 たとえば、イチゴやリンゴを摘み取ることは、きっかけになる事で終わってしまいます。その途中を端折っては、“農”をより深く体験することにはなりません。畑に蒔いた小さなタネが日に日に大きくなることを見ることは、収穫すること以上に意義のあることだと思います。きのう植えた苗が、目の前で虫に食べ尽くされる様を見届けることこそが、より深い体験として伝わることだと思います。すべての人がこの体験をすることは不可能でしょうが、私自身、より多くの方に経験していただけるような活動の一端を担えれば幸いだと思っています。

 さらにここから派生して、たべものに係る田舎生活の多くに興味関心が広がり、グリーンツーリズムへと発展するものと思うのです。裾野を広げれば、衣食住のすべてについてどれほど再発見されることがあるかわかりません。現在ではそれらを直接生業にはできないまでも、体験することは可能です。残念ながらこの田舎にも、生活の都市化に伴い失われる価値(文化)が山ほどあります。茅葺屋根の下で糸を紡ぎ、囲炉裏を囲みながら野山の幸を肴に杯を傾ける。忘れられようとしている多くのことがあるのです。これらを遊び心の中に体験できるならこんな素晴らしいことはない。できることならそれらを都市生活者から見直し多くの価値あるもの(文化)を見出して欲しいと思って止まないのです。

 これが元手をかけない私の考えるクラインガルテンであります。当然、地域によって中身は異なります。それでいいのではないでしょうか。笠間はここ独自の色を出すことに価値があるものと考えます。これは私見にすぎませんが、そんな思いに基づいて考えるとやるべきこととそうでないことが、容易に取捨選択されるでしょう。体験といっても単に漬物や味噌を作るのではありません。ただ体験するのであれば都会でも可能です。どこの町にも体験教室がありますから。しかしせっかく自分で畑を作るのですから、安い輸入米を使った糀を使わず、遺伝子組み替え大豆が混入している可能性がある大豆を買わずに、手前味噌を作っていただきたい。そこにどんな工夫があり英知があるのか再認識する機会が必ずあるはずです。それによりとかく頭の中だけで議論されがちなたべものの問題もより実現味のある糸口が見出せることと確信しています。そこに日を当てて笠間の独自性ある文化を再創出させられればと願っています。

 新春は名のみのことで、畑の土はまだまだ硬く凍っています。でもここに野菜とクラインガルテンのタネが蒔かれていると思っています。

 さあ、春作の準備です。ここ笠間クラインガルテンでは、3月の彼岸前にジャガイモを植えます。一年間の畑のレイアウトを考えてください。そうそう、連作障害対策も忘れずに。


[斎藤典保]

 

野菜自慢(訪問先 河田さんご夫妻)

 

 

「ナガイモ」

 予想をはるかに超えた巨大なナガイモ! 見るからに滋養がありそうでしょう?
 夫婦協力して、1時間近くかけて掘り上げたんですよ。硬い粘土層を突き抜けて、よくもこんなに立派に育ったこと! 資材を使わずに植えたから、かえって大きくなったのでしょうね。
 そのかわり、口に入るまでが重労働(笑)。1mも土を掘るんですから。前半は主人の腕力で掘り、後半は私が交代。膝を折って穴に頭をつっこむような姿勢で、料理包丁と園芸用シャベルを使って……。イモを傷つけないように注意しながら掘り下げるんですが、どうしても土の中で折れてしまうのね。斎藤さんに掘ってもらったら、器用にスコップ一本で無傷で掘り上げちゃう。やっぱりコツがあるのね(笑)。


[11月10日訪問/有野真由美]

 

■野のグルメ

 

 

 
コンセプトは「菜園で採れた季節の野菜で、簡単料理」を基本に月ごとにメニューを提案していきます。
レシピはシンプルなので、料理を作る方の工夫次第で色々なアレンジが可能です。

●カブのピリカラ漬け

材料  カブ(中)4個
    パプリカ/赤・黄、各1/2個
    ロースハム スライス4枚
    赤唐辛子 1〜2本
調味料
    塩 小さじ 1と1/2
    化学調味料
コショウ 少々
    ごま油 大さじ1と1/2

作り方
1) カブをきれいに洗い、茎の部分を1cm残し葉を落とす。
2) カブは8等分にし、切り落とした葉の茎の部分も1cmの長さに切り、ボールに入れる。
3) パプリカは、沸かした熱湯に1〜2分入れてからザルにあげ、冷水をかける。
4) パプリカ、ロースハムともに1cm角に切る。
5) 2)の切ったカブと茎が入ったボールに塩を振り混ぜ、15分ほど置く。
6) その間にフライパンにごま油大さじ1と1/2、赤唐辛子を入れ、熱する。
7) 5)の水気を切り、4)の素材とあわせてボールに入れ、6)の熱したごま油をかけ、よく混ぜる。
8) 7)に塩、コショウ、化学調味料を加え、味を調えてから容器に移し、1時間ほど置く。

アレンジ/ 辛くしたいときは、好みに合わせて赤唐辛子の本数を増やす。


[駒井延行]


・・・あとは試食。さあいただきまあーす・・・

 カブが甘い。口に入れたときごま油の風味が強くて、はじめは料理の国籍がわからなかったけれど、カブを噛んで“和”のカブが出てきた。出てきた。結構“洋”のハムと合うものですネ。カブの大きさがいい。それにアクセントに付けた若いカブの葉が効いていますね。・・・斎藤

 いいね。うまいヨ。これ、ハムだけじゃなくて他にもバリエーションがあるんじゃない? サイの目に切ったチーズとかアンチョビーとかサ。・・・河田

 きれいですね。カブもパプリカも甘いし。今日の試食会は朝やっているけど、この“ピリカラ”は、やっぱり夜のビールかな(笑い)。・・・富田

 今日の料理は夕べ作ったものです。2、3日は作り置きできますから、正月のこの時期、重宝に活用できると思います。・・・駒井





窯元紹介
準備中

読者のコーナー
準備中

農楽“通信講座”
準備中

■利用者(ガルテナ―)へのお知らせ
1月25日(土)
 みそ作り

1月26日(日)
 きのこ作り体験

[笠間クラインガルテン]


■イベント情報
●クリスマスパーティー

12月22日(日)夜、笠間クラインガルテン・クラブハウスにて、利用者・農政課共催のクリスマスパーティーが開かれました。
特別ゲストとしてお招きした東洋大学教授の青木辰司氏のご講演あり、サンタクロースが登場しての恒例ビンゴ大会あり、手作りの焼きたてピザあり…と、アットホームな雰囲気で、今年も大盛会となりました。
写真は、挨拶をする高野農政課長とビンゴ大会の模様です。


[有野真由美]


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■発行人:斎藤典保 、石井敬造■編集長:斎藤典保
■編集:有野真由美、駒井延行、富田正義
■通信員:
■発行:笠間クラインガルテン栽培クラブ
■協力:笠間市農政課

●記事に関するお問い合わせ: nougakujuku@michi-m.co.jp
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