栽培クラブ分科会よりのお知らせ 2002.5.4

■古代米作り
内 容 東南アジアでは神事などにつかわれる赤米を、田植えから刈り取りまで管理します。
秋の収穫後、雑穀等を持ち寄り、粥を炊いて試食しようと思っております。
笠間市内
草取り時期・秋の収穫時期
費 用 1000円程度(土地利用の謝礼:小作料)
問合せ 参加希望のお問合せはメールにてお願い致します。
参加については、笠間クラインガルテンの利用者にとどまらず一般の方でも結構です。
また、途中参加も可能です。ただし、作業内容により参加を制限することがありますので、詳しくはホームページをご覧下さい。参加者多数の場合には、お断りする場合もあります。
なお、この分科会は有志活動のため、笠間クラインガルテン事務局での電話でのお問合せは一切行っておりません。
田植え(5月11日)

(檜垣貴規作)
 前日からの激しい雨が明け方まで降り続き7時の集合時にもまだ止んではいなかったが、斉藤さんの一言「田植えは台風以外はやるもんだ」ということで笠間北部の山間地の現地に出発した。
現地に着く頃には雨も上がり薄日も射してきて絶好の田植え日和となった。
今日の田植えの銘柄は「赤米」一枚目の写真の苗がそうである。
 斉藤さんが自作した線引き用道具(写真2枚目)で田に線引きしようとしたが残念ながら前日からの雨のため田に水が入りすぎて線が見えずその作業は中止にした。
 すべて手植えのはずだったが初めての田植えではその間隔が解らないため一部機械で植えてその間隔を見ながら手植えをした。
田圃の泥の感触は違和感を感じないどころか快感さえあった。
 約2時間で無事一反弱の田植えは終了した。
中山間地の棚田の風景は決して都会では味わえられない心に残る一時であった。
 さて、次に見にゆくまでこの稲がどのぐらい生長しているのか楽しみである。

草取り(7月13日)



田植えから二ヶ月、苗も順調に伸びてもうすぐ穂が出てくる季節です。
思ったほど草は出ておらずこれならばと裸足で田圃に入ってみましたが、やはり雑草は生えていました。
取った草は足跡のかかと部分に押し込み土の中に埋めるようにして処分するのだが又後でそこから芽が手で来ないのか不思議であった。雑草を窒息死させるということか。
八月には花が咲き米になるのだがその時の天気が米の収穫を左右させるとのこと。天気になることを願うばかりである。
雑草の生え具合で収穫までにもう一度草取りの作業があるとのこと。次の時はさぞ暑いであろう。

  稲刈り(9月7日)

田植えから4ヶ月これといった台風の被害もなく順調に苗が育ち稲刈りを向かえることが出来ました。
今はほとんどが収穫した米は乾燥機で乾燥をするようになったがこの古代米は「おだがけ」での自然乾燥をします。
おだかけ用丸太を組み立ててここに苗を掛けていきます。
刈り取りは一部手狩りと残りは稲刈り機で刈り取りました。
初めての稲刈り機操作に初めは戸惑いましたが、一束一束いねが刈り取られる姿を見てやはり手狩りより効率は断然上でした。
左写真のようにおだがけしその風景は忘れていた昔の景色が思い出されました。
後は2週間ほど自然乾燥し脱穀作業の収穫が待っています。

脱穀(10月6日)


@

A

B

C−1
@おだがけして乾燥した稲穂をとりはずし、脱穀。一束ずつ手渡していく。
A手際よい流れ作業がスピーディーな進む。
 わらが飛んでほこりまみれに・・・
B一束ずつスリットに入れるとあっというまに脱穀され、前方からわらが出てくる。
Cの1、2
Dわらをカットして排出することもできる
 わらは田んぼの中に広げる。
E作業が終わったところから解体し、材木を片づける。
 1時間半ほどでこの日の作業は終了。
                           (有野)

C−2

D

E

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